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クマゲラって知ってる?

ここのところ、毎週のようにどこかに出張に行っている。
先々週が名古屋で、先週末が大阪。
そして、来週は青森に行く予定だ。

青森といえば、以前に一度だけ
仕事で訪れたことがある場所だ。
が、そのときは白神山地の視察が主な目的だったため、
青森自体の印象はほとんどない。

が、その分、白神山地の印象は実に鮮明だ。

ああ見えても実は感性豊かなtagamanに対して
私はとことん左脳派なので文字や映像には琴線がふれるのだが
名所・旧跡といった類にはまったく反応しない無感動女だ。
ましてや風景を見て、心の底から感動したという経験があまりない。
が、そんな無感動な私でさえも、あのブナ原生林には息を飲んだ。
訪れたのがちょうど、紅葉のベストシーズン。
当初、予想していたよりはハードなトレッキングとなったが、
その苦労が報われる、まさに絶景だった。

もちろん、感嘆したのは風景の美しさだけではない。
幾重にも敷き詰められたブナの落葉は
その上を歩くと、まるでクッションのようにフワフワだ。
というのも、ブナは保水力にすぐれた落葉樹で
落ち葉の間にはたっぷりと水が蓄えられているのだ。
まさに白神山地は「天然の水がめ」そのものだった。
しかも、現存するブナの原生林としては世界最大級の広さを誇り
1993年には屋久島とともに世界遺産にも登録されている。

が、ついこの間、心配な記事を読んだ。
白神山地のシンボルであり天然記念物にも指定されている
クマゲラが現在、絶滅の危機に瀕しているというのだ。
クマゲラは国内最大のキツツキで全身が黒く、
ちょうど帽子をかぶったように頭だけ赤いのがメスで、
頭からくちばしにかけて赤いのがオス。
愛くるしい瞳が印象的な、どこか愛嬌のある鳥で
「キョーン」とよく響く声で鳴く。

実はクマゲラはすでに19991年に危急種にあげられており
白神山地が世界遺産に登録されて以降、
急激に入山者が増えていったことから、
クマゲラをはじめとする生態系に与える影響がずっと危惧されきた。
世界遺産への登録そのものの是非を問う議論も度々行われていて
すでに一部では入山ルートの規制が行われていたりもする。
が、ここに来て、さらにその危機的状況が深刻度を増しているというのだ。

クマゲラは手つかずのままの自然が残る原生林か
巨木の多い広大な樹林を好むため、
いわば、森林環境の豊かさをはかるバロメーターともいわれている鳥だけに
クマゲラの絶滅は同時に白神山地の危機をも意味している。

できることなら、入山規制という隔離政策ではなく
人と自然がうまく共生するカタチで
白神山地を取り巻く自然が守られていけば良いのだが・・・。

そして、それは白神山地に限ったことではなく、
所詮、地球は一つ。すべては、つながっている。
そして、私たちの命もまた、子や孫を通して、次代につながっているのだ。
決して、遠くで起こっている他人事とは考えず、
身の丈にあった方法で、何かしら、自然のため
地球のためにできることをしていこうと思う。

とりあえずは、今年の冬はウォームビズですね。
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theme : 雑記
genre : ブログ

世界遺産の登録すらも人間の思惑であるという事実がリアルですね。
ええ、実にリアルであります。
世界遺産を訪れることを趣味にしておみえの方もおられるようですが、実に微妙ですね。

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

AKOさん、コメントありがとうございます。
世界遺産についてはいろいろな意見があると思います。
が、私はその意義も見落としてはならないと思っています。
一方から見れば正義なことも、他方から見れば、そうでない場合も多々あり、
それを私に教えてくれたのも実は世界遺産だったりします。
私にとっては、世界遺産が何かを考えるきっかけになってくれたことだけは確かです。
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プロフィール

あけみん

  • Author:あけみん
  • 結婚後も、主婦らしいことは何もせず、仕事優先の毎日に少々お疲れ気味の私。気分転換は夫のtagamanと行くカジノ旅行。理想は月に1回の国外脱出です。

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