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恐怖の人間罫線

ラスベガス滞在も残り、2日となった私たちは
これまでの負けを一気にプラスに転じるため、
バカラで勝負することにした。
当初はポーカーさえしていれば、天国モードと疑わなかった私も
さすがに最終日が近づくにしたがって、ちょっと焦りはじめた。
ずっと、ポーカーばかりをしていると、
だんだん意地悪な性格になっていく気がして
ここらで単純明快な丁半博打の王道、バカラがしたくなってしまった。

で、宿泊ホテルのバリーズにはミニバカラしかないので、
仕方なく、冷房ガンガンのパリスのハイリミットコーナーで勝負することにした。

するとハイリミットコーナーの入り口すぐのバカラ台に
リザーブのプレートが。
見ると、イエローを20枚(30かも)ずつ重ねたチップのタワーを3つほど積み上げた
ヨーロピアン(推定)のハイローラーが一人で黙々とプレ中だった。
1回のベット額は最低でもイエロー10枚以上。
1回の掛け金がなんと100万円以上である。
最初は勝ったり負けたりの繰り返しだったが、
徐々に調子をあげていった彼は、私たちが帰る朝までに
2万ドルのイエロータワーを最低でも12棟は完成していた。
2400万円以上。ワンルームマンションが買える金額だ。

一方のtagaman&あけみんのジャパニーズプレイヤーは
2000ドルをマーカーし、ブラックの1枚賭け。
ハイリミットコーナーにしては、とことん庶民的である。
残り24時間で、どこまで増やせるか。まさに耐久レースのはじまりである。

で、今回の旅でわかったことが一つ。
それは、プレイヤーヅラを出すことが私は天才的に上手い、ということだ。
バカラ初心者の私の場合、罫線を読む力がまったくない。
今回のパリスでも最初はわからないなりに、罫線に沿ってベットを試みたものの
よくもここまで上手にはずせるものだと我ながら感心するほど
見事にはずれた。
で、よくよく罫線と自分の勝率を見比べてみると、
プレイヤーに張ったときのみ、やたらと勝率が良いのだ。
なので、途中からは罫線を読むよりもツラが切れるまでプレイヤーにベットする、
というお約束ごとを自分なりにつくって実践してみた。
一方、tagamanはバカラを真剣に勉強中なので
ある程度の罫線が完成するまで、ずっと「見」を続ける。
なので、シャッフル後の数ゲームは私一人がプレイヤーにベットし、
一人で絞るという場面が続くことになる。
すると、なぜだか、プレイヤー目が5、6目続き、
間に1つ、2つはタイかバンカーをはさむものの
また、プレイヤー目が何目か続くという展開が何度となくあった。

ところが、いかんせん、フラットベットしかできない私は
どんなにツラが続こうと、増えしろが少ない。
ベットアップはtagamanの役割と、2人の間では暗黙の了解がなりたっているのだが、
今回のtagamanは私のプレイヤーヅラに乗り遅れることがほとんどだった。
で、シューのはじめに若干増やし、その後、徐々に減らすという展開で
最初の2000ドルが底をつきそうになったとき、
それまで必死に罫線とにらめっこしていたtagamanが奇跡を起こす。
百発百中の的中率をあげるときがやってきた。
残り300ドルから、あれよあれよという間に手元のチップが4000ドル以上まで復活。
マーカーダウンしてもまだ2000ドル以上の浮きとなった。

ここで一旦休憩し、今回同行している母親と合流し夕食タイムに。
このまま好調を維持すれば、資金に余裕を持ってマカオに行ける。
が、焦ると何事も失敗するので、
リゾも兼ねて、前日、T氏から教えてもらった
クレイジー4ポーカーでまったりすることに。
ところが、私は毎回、何かの手が入るものの
tagamanがさっぱり。
即効で200ドルを溶かし、ご機嫌がナナメになったため、
勝っていたが、私も席を立ち、再び、ハイリミットコーナーへと向かった。

また、2000ドルチップを元手に誰もいないバカラ台に座る。

今回も私のプレイヤーヅラやtagamanの罫線の読みが的中し、
チップがおもしろいように増えていく。
すると、そこへチャイニーズのお兄ちゃんが3人ほどやってきて
私たちと一緒にテーブルを囲んだ。
彼らはとてもフレンドリーで愛想も良く、
当初は逆張りもせず、私たちがバンカーならバンカーに、
プレイヤーならプレイヤーに、同じように賭けていた。
が、彼らと私たちでは財力が違った。
彼らは必ず、私たちよりもブラックを数枚多く賭けるため、
ドライバーは必然的に彼らの一人が担当することとなった。
すると、なぜだか、コロリと負ける。
それまで絶好調だったtagamanは「俺に絞らせろっちゅうねん!!」と、ぼやいていたが、
こちらが大きく張ると、彼らもまたそれ以上に張り、
そして、コロリと負ける。その繰り返しだった。

要は彼らが乱入してきてから、ほとんど勝てない。
すると、だんだん、彼らの一人が私たちの逆張りをしてきた。
賭け方も半端じゃない。
負けが込んでいるものだから、100ドル札を湯水のように財布から取り出してきては
ガツンと私たちの逆張りをする。
もともと調子が良かったところへ途中から入ってきて、
さんざん、へなちょこドライバーぶりを発揮して
連敗を積み上げた張本人が、自分たちの逆張りをしてきたことに
完全にキレてしまったtagamanは「ここからは人間罫線で行く」と、
彼の逆張りに的を絞って張りはじめた。

すると、さっきまで、あれだけへなちょこぶりを発揮してきた
チャイニーズがいきなりナチュラルを連発。
こうなると、tagamanの男の意地が逆噴射状態へ突入。
やることなすこと裏目裏目で、今度はチップがおもしろいように減っていく。
かといって、そのチャイニーズがバカ勝ちしているわけではない。
私たちが大きく張ったときには、あっちが勝ち、
あっちが大きく張ったときには、こっちが勝ちといった
お互いちぐはぐモードで、今ひとつピリッとしない。
ちょうど、このときハイリミットコーナーに遊びに来てくれた
徹さんも少なからず、被害をこうむっている。

「意地になって逆張りばっかりしていると、絶対いいことないよ」と
私が言っても、tagamanは一向に耳を貸そうとしない。
「あいつはついていないんだから、人間罫線で逆張りしてるだけ」と
虚しい反論をする。
相変わらず、チップはどんどん減っている。
向こうのチャイニーズも当初いた3人のうち、2人はとっくに席を立っている。
卓のムードは最悪。ちっとも楽しくない。

で、私はかなり前から「見」を続け、
1000ドル分のチップをtagamanに取られないようにとしっかり握りしめていた。
が、ここまできたら、tagamanの暴走列車は止められない。
私から、さらにチップを取ると、「ちゃんと増やすから」と言って
さっくりと、すべて溶かしてしまった。もちろん、おかわりつきだ。
相手のチャイニーズも1Kほどをさくっと溶かし、
風のように去っていった。
最後の方は1000ドル以上のベットで連敗、撃沈していった。

ラスベガスの最終日にこんな展開が待っていようとは。
脱力感いっぱいの私は、tagamanと口をきくのもイヤになってきた。
おまけにバリーズのコンプ査定の渋いこと渋いこと。
その上、デポジットの精算に1時間もかかる、手際の悪さ。
もう二度とバリーズを利用する気がなくなった。

で、無言のまま、空港行きの車に乗り込む私に向かって
tagamanが思いっきり明るい声で、
「マカオで今日の負け分の倍、勝てばいいだけだから
 なんだか気分が楽になってきたね。
 マカオ、予約入れておいて良かったね」
と、言ってきた。

でも、あなた、マカオで遊ぶお金が、ありませんから、残念!!
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>「意地になって逆張りばっかりしていると、絶対いいことないよ」と
>私が言っても、tagamanは一向に耳を貸そうとしない。
>「あいつはついていないんだから、人間罫線で逆張りしてるだけ」と
虚しい反論をする。

あぁ、これ、わかりますぅ~。
傍目には負け続けていくのがわかっているんだけど、
それでもって、言葉や口調に注意して優しく忠告するんだけど、
(きつく言っても意地になるだけですからねぇ~)
勝手な自分の理屈を展開して耳を貸さない。て、負けると。

いやはや、私も今回、何回ドロンとその場から消えたくなったことか。
でも消えたら消えたで、<私が消えたから>負けたってことになるんですよねぇ~。

やれやれ・・・。


お帰りなさい、マカオ大好きさん。
今回の旅は最後の最後で大失敗の旅となりました。
途中までは私の負け分まで、tagamanがすべて帳消しにする
大活躍だったのですが、
ギャンブルではホント熱くなってはいけませんね。
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プロフィール

あけみん

  • Author:あけみん
  • 結婚後も、主婦らしいことは何もせず、仕事優先の毎日に少々お疲れ気味の私。気分転換は夫のtagamanと行くカジノ旅行。理想は月に1回の国外脱出です。

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