09
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
   

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

割れ目をスリスリ

私はこれまでに海外で怖い目というのにあったことがない。
私の知り合いには、ブラジルを車で移動中、ピストル強盗に遭って
ホールドアップのまま、現金を盗まれた人もいるのだが、
私が海外で出会う人はみんないい人ばかりだった。

ただし、10年ほど前にtagamanと二人でバリ島を旅したときには、
少し変わった体験をした。

バリ島の中で一番にぎやかな場所といわれるクタ地区のとあるカフェで
夕涼みがてら、お茶を飲んでいた私たちに一人の現地人が声をかけてきた。
人なつっこい笑顔の彼は、片言の日本語でどこから来たのか、何しに来たのかと、
あれこれ聞いてきた。
会話自体はとても楽しかったのだが、最後はツアーの勧誘となった。
彼のすすめるラフティングツアーは日本で申し込むどのツアーよりもかなり安かったので、
これくらいの料金なら騙されてもいいやと、二人で申し込むことにした。

そして、ツアー当日、彼はちゃんと時間通りにホテルまで私たちを迎えに来てくれた。
体験したラフティングツアーもしっかりとした内容のもので二人とも大満足。
もちろん、料金も当初言っていた通りの激安価格だった。
その間、彼はとても紳士的で、なおかつユーモアもあって
私たちのことを終始、楽しませてくれた。
日本の女の子はみんなやさしくて大好き、とも言っていた。
すっかり安心した私は、彼がすすめるエステも体験することにした。

が、事件は私の知らないところで、すでにはじまっていた。

彼の強いすすめで、急遽、tagamanもエステを受けることになり、
私たちは別々のエステサロンに連れて行かれた。
エステ自体は可もなく不可もなくといった感じだったのだが、
料金はやはり、かなりお安く、気分的には満足だった。
そして、エステ終了後、例の彼が今度は安くておいしいレストランに案内すると言う。
すると、ここでtagamanがいつになく強い口調で
「今日は疲れたので早くホテルに帰りたい」と言い出した。
ホテルは食事が高いので、私としては彼の申し出を受けたかったが、
あまりにもtagamanが帰りたいと言うのでホテルまで送ってもらった。

そして、その後、tagamanから衝撃的な事実を聞かされる。
最初の事件はラフティング後のシャワー室で起こっていた。

tagamanがシャワーを浴びようと服を脱いでいたら、
例の彼がシャワー室に入って来たというのだ。
彼はツアーには参加していないので水にも濡れていないし、洋服だって汚れていない。
もちろん、シャワーを浴びる必要はない。
が、彼はtagamanの隣で当然のようにシャワーを浴びはじめたらしい。
そして、なんと石けんを手に取り、tagamanの体にスリスリしてきたという。

実はtagamanにとって、この旅は初の海外旅行だった。
海外初体験のtagamanは、バリ島ではシャワーのときに
互いの体を洗い合うのが礼儀なのかと思い、
同じように石けんを手に取り、彼の体をスリスリしてあげた。
すると、彼は「サンキュー」と言いながら、
今度はなんと、お尻の割れ目までスリスリしてくれたのだそうだ。
さすがにお尻まではスリスリし返してあげられなかったtagamanは、
軽い違和感を感じつつも、
バリ島の人って、本当に親切だなっと思ったらしい。

そして、エステサロンでの出来事だ。
裸になってうつぶせになっているtagamanに
エステティシャンがオイルマッサージをはじめた。
ラフティングで疲れていたtagamanは、あまりの気持ちの良さに
少しウトウトしかけていた。
すると、背中をマッサージする手が2つから4つに増えた気がした。
「あれ?」と思い、ふと目を開けてみると、
今日一日、私たちをガイドしてくれた例の彼が
エステティシャンと一緒になって、tagamanの背中をまたまたスリスリしているではないか。
ついには、tagamanの寝ているベットの隣に自分も横になり、
tagamanに腕枕をしようとしてくるのだそうだ。
さすがのtagamanも身の危険を感じ、
彼の手を思いっきり、ふりほどき、「NO!!」と叫んだ。
すると、彼はさみしそうな顔をして部屋を出ていったそうだ。

そして、彼から早く離れたくて、嘘をついてホテルまで送ってもらったというのだ。

その話を聞いて、私は笑いが止まらなかった。
シャワー室で石けんの泡をスリスリし合うtagamanと彼の姿を
想像するだけで30分は笑えた。
しかも、大切な割目までスリスリされてしまったtagaman。
彼を受け入れたと思われても仕方がない状況だ。
彼に腕枕されているtagamanも、かなり笑える。
力ずくで襲われなくて、本当に良かった、良かった。

が、涙が出るほど笑った後、なんだか複雑な気持ちになってきた。
彼のお目当ては最初から、tagamanだったのだ。
今日一日、彼の目にはtagamanしか映っていなかったのだ。
まるっきり、私など、眼中になかったことになる。
これは笑えない事実だ。かなり凹む。
例の彼がゲイであろうとなかろうと関係ない。
その日の私は、tagamanの完全なる引き立て役だったのだ。
自分の夫に負けた・・・。
これって、割れ目をスリスリされるより、相当キツイ。
スポンサーサイト
Secret

プロフィール

あけみん

  • Author:あけみん
  • 結婚後も、主婦らしいことは何もせず、仕事優先の毎日に少々お疲れ気味の私。気分転換は夫のtagamanと行くカジノ旅行。理想は月に1回の国外脱出です。

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。