さてさて、テニアン2日め。
前日というか、ついさっきまで起きていたので かなりつらかったが、 抽選会がはじまる3時ちょっと前にベッドから這い出して とりあえず、シャワーなど浴びる。
以前、BJさんがポーカートーナメントのとき トイレであれこれ、戦略を考えていたのを思い出し、 すでに時間は3時を過ぎていたのだが、 ここは心を落ち着かそうと、トイレに入ろうとしたときに 部屋の電話が鳴る。 心配したtagamanからの電話だった。
で、トイレでの熟考をあきらめ、すぐにカジノへと降りていく。
準決勝のテーブルはsharkさんと一緒だ。 しかも、席まで隣同士。 こういうときに知り合いがいると、 たとえトーナメントでは敵同士でもなんだか心強い。
今回もGAKUストで準々決勝突破を狙う。 が、勝ち抜けはたったの一人。 う〜ん、厳しい戦いになりそうだ。
何ゲームかでベットアップモードが入る。 まだまだ序盤。でも、勇気を持って300ドルベット。 が、あっさり負ける。 もちろん、勇気を振り絞って、2度押しだ。 おそるおそる、さっきの倍の600ドルをベット。 持ちチップは3000スタートなので、序盤での600ドルベットはかなりつらい。
が、ここを辛くもしのいで、チップはほんのちょっぴり増える。 その後はなかなか親がバストせず、 ベットアップのタイミングが来ない。 で、ラスト5ハンドとなったあたりから、 俄然、みんなが動き出す。 でも、GAKUストで行くと決めた私はじっとミニマムで耐える。
マックスベットをしている人たちも 勝ったり負けたりなので、あまり差がないままラストゲームに。 相変わらず、ベットアップのタイミングはこないが、 もうここは勝負に行くしかない。 で、全員がマックスベット。
すると、私はソフト18。幸運なことにダブルができるハンドがやってきた。 現時点でのチップリはファーストベースのおじさん。 チップ差は1000ドルちょっともない。 おじさんはダブル手ではないので、 そのままステイで他のプレイヤーのアクションを待つ。 で、私の番だ。 もちろん、もう一枚、1000ドルを差し出し、ダブルダウン。 が、非情にも、もう一枚は「5」(だったと思う)。 で、合計「13」。親のアップカードは忘れてしまったが もう一枚が絵札なら、私の負けが確定するようなカードだったと思う。
で、がっくりくる私。ほぼ負けを覚悟。
なので、ぼーっと、空を見ていたら 何やら、ディーラーが私にチップをくれる。 「えっ?」と思い直して、テーブル上を見ると ディーラーがなんとバストしていたのだ。
これで、ダブルダウンに成功した私が チップリのおじさんを抜いて、準決勝進出確定。
そのおじさんは相当くやしかったようで、 ディーラーに「なんでバストしたんだよ」とぼやいてた。
そして、見事、インザマネー確定。 1000リゾがもらえることになった。 この1000リゾはトーナメントの参加費と同額なのだが、 参加費の中にはエアー代と部屋代、食事代が含まれているので、 要はエアー、部屋、食事代が丸々浮いた計算。 えへへっ、前回のポーカートーナメントに引き続きインザマネーだよ。
しかも、準決勝は6人中3人が決勝進出となるため、2分の1の確率。 気分的にはめちゃめちゃ、ラク。 ところが、準決勝ではGAKUストが不発に終わる。 ベットアップのタイミングで2連敗。 しかも、序盤でのできごとだったので、他に大きく水をあけられて チップ量的には最下位。
でも、なかなか、抜け出す人が出なくて、 ラスト2ハンドまでずっとミニマムで行ってたら 2名ほどが脱落してくれて、ほぼ決勝進出が確定。
ところが、ラストゲームで痛恨の計算ミス。 50ドル賭けていれば、確定だったところを 間違って25ドルしか賭けなかったものだから、 なんと、ゲーム終了後に韓国人のプレイヤーと チップ量が同点であることが判明。 みんなから、「何やってんの!!」と大ブーイング。
顔見知りのピットボスに涙目で 「お願い、2人とも決勝に出させて」って頼んだけど、 ルールブックを引っぱり出してきて 「NO,サドンデス」だってさ。
というわけで、決勝進出をかけたヘッズアップのサドンデス開始。 本気で心臓が口から飛び出るんじゃないかとハラハラしたよ。
でも、このサドンデスのルールが変なんだよね。 ベット額は両者とも同じじゃなきゃダメなんだって。 なので、ここではベット額での駆け引きはなく 要はディーラーに片方が勝って、片方が負けるまで ゲームを続けるのだそうだ。
そうなると、サードベースに座る私は断然有利。 だって、相手の勝敗の結果を見届けてから 勝負にいけるんだものね。 で、3ハンド目であちらがバストしたのに対し 私は18でステイ。 すると、ディーラーがバストしてくれて見事勝ち抜け。
これで6位以上が確定。
今回は150人以上が参加したので、 優勝賞金はなんと1000万円だそうです。 俄然、鼻息の荒くなる私。
それまで、私の快進撃にもまったく関心を示さなかったtagamanも さすがに決勝だけは応援に駆けつけてくれた。
でもね、でもね。 残念ながら4位に沈んでしまったんだよね。 実はラストゲームの時点でチップ量的には3位確定だったんだけど それを捨てて、敢えて1位を狙い大逆転の勝負に出たところ あえなく撃沈。4位に沈みました。
そのシチュエーションってのが、もうバカかと、アフォかと。 これゃあ、確実に小1時間問いつめられるな。って状況です。
親のアップカードは「6」。 2位のおじさんは「18」でステイを選択。 チップリの女性もおなじく「18」あたりでステイを選択。 で、私のハンドは「ハード19」。4位の方も私と同じ「ハード19」。 ということは、このまま私がステイすれば、 たとえ、ディーラーのカードが「21」になって負けても 4位に追いつかれることはない。 が、1位には追いつけない。 ところが、万一、ディーラーが「18」で、2位のおじさんとイーブンなら 2位になることも可能なチップ量だった。
当然、普通の神経の人なら、「ステイ」だよね。
だって、私がバストしないためには Aか2を引くしかないわけで、13分の2の確率。
でも、ここで私は勝負に行ったのです。 すでに2位のおじさんはダブルをしなかったから 絶対に1位にはなれない。 片や4位のプレイヤーはダブルしても1位には追いつけない。
この時点で、唯一、1位を逆転可能だったのは ハード19からダブルする権利をまだ放棄していなかった私だけなのよね。 しばらく、考えた結果、私はアホなことに一等賞を狙いに「ダブルダウン」を選択。
で、結果は見事絵札を引いて、バスト。 3位から4位に転落。
「ワンカードオンリー」と、かおりん(ディーラー)が言いながら ゆっくりと、私の前にカードを差し出した瞬間、 それを後ろで見ていた他のディーラーの女の子が 「ギャャーァァァァァー」と悲鳴を上げた瞬間を今でも時々思い出す。
でもね、バカかと、アフォかと言われようが どうしても一等賞を狙いに行きたかったんだよ。 優勝賞金に目がくらんだとかじゃなくて、 もし1%でも、そこに優勝の可能性が残っているのなら その1%に賭けてみたいって、思ったんだよ。
仮にステイしてて、次にディーラーが引いたカードが 万が一、Aや2だったら、きっと、私、死ぬほど後悔したと思う。 やらない後悔より、やって失敗した後悔の方がいい。
な〜んて、カッコイイこと言ってますが、 表彰式のときの私の落ち込みようと言ったら、あなた。 それゃあ、悲惨なものでした。
なので、この話題はぜひ、皆様もスルーでお願いします。(笑)
 |