カジノに恋して
国内では一切、ギャンブルしない私が新婚旅行で訪れたLVでカジノに恋してしまいました。 今では夫婦でのカジノ旅行が人生最大の楽しみに。いつかはカジノと相思相愛になる日を夢見て、日々の戯れ言を綴ります。
マンガ馬鹿
今日は少し、カジノ以外の話題を。

限りなくO型に近い、しかし潔癖性気味のA型気質の私と
自由奔放で感性だけで生き抜くB型気質のtagamanは
基本的な性格は水と油。
まったく、相容れない2人だ。
が、趣味という点ではいくつかの共通点があり、
かろうじて、それが2人の接着剤となっている。

その代表的なものがカジノであったり、ゴルフだったりする。
で、その次の共通の趣味といえば、マンガだ。

TAIPAさんも相当なマンガ通と思われるが、私たち2人も負けていない。
だって、会社で新入社員を採用する際には、
必ず面接で、「一番、好きなマンガは?」という質問をする。
「マンガは読みません」なんて人は、絶対に採用しない。
マンガなんて低俗だと豪語する人とは、一緒に仕事をしても楽しくなさそうなので
とっととお帰りいただいている。
なので、とりあえず、私の同僚たちは一様にマンガ好きだ。
(一部、不適切な分野のマンガ好きも含まれるが・・・)

実際、我が家の本棚にはかなりの量のマンガ本が並んでいる。
その量は、まさにあふれんばかりである。
で、tagamanは必ず、その中から2、3冊を選んで
夜、寝るときにベットに持ち込み、マンガを読みながら寝るのを習慣としている。
何回読み返したかわからないほど、熟読しているマンガを読んでは
ニヤニヤしたり、ちょっとウルウルしたりしている。
本当にマンガ好きなんだなと、実感するときだ。

で、そうした膨大なマンガの整理は、なぜかtagamanの役目となっている。

本来なら、潔癖性気味の私がきちんと整理すれば良いのだが、
こと、マンガのことになると、tagamanのこだわりは最高レベルを示す。
今ほど、カジノ旅行で家を空けることのなかった少し前までは、
気分に合わせて、その莫大な量のマンガ本の並び換えを、
tgaamanは度々、楽しんでいた。
が、単に並び換えるのではなく、
必ず、全巻がうまく一段ごとにおさまる絶妙の並べ方をするのだ。
間違っても、1、2巻だけが次の段に繰り越されるなんて並べ方はしない。
また、背表紙の見え方にはビジュアル的なこだわりを発揮し、
並んだときの本棚が実にキレイに見えるのだ。
というように、本の並び換えだけは、tagamanは天才的に上手い。

もともと、tagamanはロジックで物事を考えることは苦手だが、
図形パズルのような感覚で理解するものは大得意なので
当然といえば、当然のことなのかもしれない。
なので、もしも、マンガの整理整頓に窮している方がいたら
ぜひ、tagamanに相談してみてね。
で、ついでに、皆さんのイチ押しマンガも教えてくれるとうれしいです。

さて、今週末は地元でポーカー合宿だ。
といっても、来週末、テニアンに一緒に行く会社の若い女の子たちが、
カジノ初体験ということなので、
ポーカーをはじめ、いろいろなカジノゲームのルールを教えてあげるための
お泊まりパーティだ。
テニアンに行く5人で、その中の1人の女の子の家に集合して、
朝まで遊ぼう(飲もう)ということになっている。

が、憂鬱なことが一つ。
なぜか、そのときの食事が「鍋」なのだそうだ。
一人暮らしで鍋料理を食べる機会がないという
ある女の子のリクエストで決まったらしい。
が、夏に「鍋」って、どうよ。
すでに残暑の峠も越えた感のある今年の夏だが、
「鍋」だけは、まだ食べる気になれない私がいる。
が、鍋を囲みながらの「レイズ」や「チェック」はある意味、相当寒そうだ。

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【2005/08/26 10:06】 | 独り言 | トラックバック(2) | コメント(15) |
なんちゃって初優勝
さて、ポーカーだ。
実はラスベガス出発前までに
ミスターXから虎の巻きが送られてきた。
ライブポーカーをするうえでの心得書きだ。
その虎の巻きを懐にしのばせて、
いよいよ、ラスベガスポーカー修行に旅立った。

今回は、3泊5日とかなりタイトなスケジュールなのだが、
とりあえずは、トーナメントには最低3回は出ることを目標に
それ以外の時間はバイインが持ちこたえられるまで
できるだけ長くライブでポーカーを体験し
いろいろなパターンを自分なりに試してみようと思った。

最初のポーカーは宿泊先のマンダからはじまった。
ここはあまり、ポーカールームも広くなく、
レートも一番高いので5-10のノーリミット程度。
前回の訪問で、ほぼ毎日、通っていたので
何人かのスタッフには顔を覚えてもらっている。
特に前回訪問時、ゲーム中にボーッとしていたら、
「きみの番だよ」と教えてくれたディーラーに
「私?」と自分の鼻先を指さして聞き返したら大ウケした経験があり、
そのディーラーは私のことを見ると、いつも鼻先に指を持っていって大笑いする。
何がおもしろいのか、私にはさっぱりわからないが、
私も彼の姿を見つけると、鼻先を指さして大笑いさせてあげている。

で、最初に座ったのは、2-4のノーリミット。
ミスターXにはリミットをすすめられたが
マンダでは4-8のリミットまでしかなく、
みんながついてくる展開が予想されるため、
フロップ以降の打ち方がまだよくわかっていない私にはかなりキツイ。
なので、とりあえずは雰囲気に慣れる意味から
一番なじみのあるノーリミットに座ってみた。

が、やはり2-4では結構、みんながついてくる。
なので、セットを作ってもストレートで
まくられるというパターンが何度かあり、なかなかチップは増えない。
が、極端に減ることもなく、なんとなく、時間だけが過ぎていく。
寝不足気味なのもあって、途中、眠くてたまらなくなり、
5-10のノーリミットテーブルに移動する。

このテーブルは、さっきまでのテーブルと違い、
なかなかエキサイティングなテーブルとなった。
というのも、チップを2000ドルほど積み上げた
いかにもこなれた感じのプレーヤーが2人ほど座っており、
かなりアグレッシブなテーブルとなっていたからだ。
が、その分、プリフロップでのレイズ比率も高く、
さっきまでの2-4のテーブルのように、
ただカードが見たいだけでベットするプレイヤーは少なく、
ちゃんとした打ち合いができる雰囲気があった。

で、あるとき、私がBBのとき、SB以外が全員降りて
SBがコールしてきた。
そのとき、私のカードはAdTd。
レイズしても良かったのだが、久しぶりに参加したゲームだったことと
SBが先述の2000ドル近いチップを積み上げたプレイヤーの一人だったこともあり、
彼とのヘッズアップを楽しんでみたい気持ちが働いた。
で、私もコールで入っていった。
すると、フロップにはAdKcJdが落ちた。
ストレート目である。QTなんて、いかにも持っていそうなハンドだ。
相手がチェックで回してきたので、
私はストレートかどうかの確認の意味を込めて、30ドルほどをベット。
すると、相手はコール。で、次に9hがターンで落ちる。
またまた、相手はチェック。
私は相手がストレートドロー、もしくはフラッシュドローなのかもと思い
さらに40ドルベットしてみる。が、ここでも相手はコール。
で、リバーは8c。すると、相手はまたまたチェック。
Qが落ちれば、私もストレートだったので、ここまで打ってきたが、
この状況で打つことは、あまり意味をなさない気がしたのと
彼のハンドをぜひ、見てみたいと思ったので、ここは私もチェックしてみた。

で、ショーダウンであらわれたカードはAAだった。
ストレートの警戒はあったものの
まさかAAとは思わなかった。

おそらく、相手はストレートを警戒してのアクションだったと思うのだが、
私はストレートを持っていると思わせるよう
もう少し、厚くベットするべきだったのか、
それとも相手がチェックでまわしてきたのだから
私もチェックでまわすべきだったのか・・・。
フロップ以降の打ち方がわからない私には、
この辺りの感覚が今ひとつわからない。

もちろん、私はマックしたままカードを投げたのだが、
すると、SBの彼と同じくらい、チップのタワーを積み上げた
アジア系のアメリカ人プレイヤーのおじさんから
「きみのカードはATsだろう」と、ズバリ当てられた。
実は、このおじさん、各プレイヤーのカードを
ほぼ100%の割合で当てていた。
で、このおじさんは結局、この日、3000ドル以上を
このテーブルで勝っていた。

と、まあこんな風にド素人、超初心者の私だが、
トーナメントと同様にある程度、ハンドを絞って
レイズから入るアグレッシブなプレイを続けていたら
2日間で1000ドルほど、勝つことができた。
が、これはいずれもノーリミットの場合で
リミットでは結局、一度もプラスになることはできなかった。

また、今回は、オーリンズ、ベラージオ、
そして、マンダの3種のトーナメントに参加してみた。
初日のオーリンズは130人ぐらいの参加で、ちょうど真ん中辺りで終了。
2日めのベラは参加者50人程度で私15位、tagaman14位で終了。
で、最終日のマンダは参加者30人のトーナメントで決勝テーブルに残り、
最後の2人になったところで、相手にチョップチョップを申し出られ
その彼はポーカールームでもよく顔を合わすナイスガイだったので、
仲良く2人で賞金を分け合った。
なんちゃって初優勝だ。

実はオーリンズとベラの2つのトーナメントで
なかなかいい手が来ず、じり貧状態になってから
オールインするというパターンで連敗していたので、
マンダのトーナメントでは、ハンドに頼らないプレイを心がけてみた。
相手の癖やプレイスタイルをとことん観察して、
相手によって、ベットの仕方などを変えてみた。
もちろん、オーリンズやベラよりも
参加プレイヤーのスキルはマンダの方が未熟だったせいもあるが、
スチールもバシバシ決まり、ある程度のチップ量を持ったまま
決勝テーブルに進むことができたのが良い結果につながった気がする。

また、決勝テーブルでは最初のハンドがAAで
いきなり2人を飛ばしたものだから、非常に楽な展開となった。
私がBBのときには、誰もが勝負をさけているようだった。
また、私へのディールミスから配り直されたカードでTTがきたときも
ショートスタック2人のオールインにコールしたら
相手は44、A3sで、フロップ、ターン、リバーと何も起こらず
順当にチップを増やすことができたのもツイていた。
このとき、本来、私のカードはQTだったので、
とてもそのカードではオールインにはコールできなかっただろうから
いささかのラッキーも重なったことは重なったが、
とりあえずは最後の2人まで残れたことを素直に喜ぼうと思う。

まだまだ課題が山積みのポーカー修行だが、
今回の旅行でますますポーカーが好きになり、
ポーカールームではたくさんの友だちもできたし、実に充実した旅だった。

ところで、tagamanがれい様のブログにコメントしていてびっくりした。
本人、マイナスで終了したと思っているらしい。
あのときのtagamanは一体、いくらマーカーを切ったか、
わかっていなかったみたいだし、
最後の精算は私がしたから多少の混乱はあるとは思うのだが、
先にラスベガスを発つ私は、
「すでにプラスに転じてるから、今あるチップは自由に使っていいよ」と
確かにtagamanに言い残してホテルを出たはずなのに・・・。
そして、何より私のブログを読んでいれば、
マイナスで終了とは思わないはずなのに、なぜに?
我が夫ながら、不思議な人である。

まあ、本人がマイナスと思いこんでいるのだから、
ここは錯覚させたままにしておこうと思う。
で、浮いたお金はtagamanがまた暴走列車になったときの
緊急援助金として内緒で積み立てておくことにしよう。
なので、このことは皆さんもtagamanには内緒にしておいてね。

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【2005/08/25 19:14】 | ポーカー | トラックバック(0) | コメント(6) |
悪魔が来たりてマーカーを切る
さて、ラスベガス旅行の続きを書こうと思う。
その前に、ここまでの途中経過を。
初日はバカラでプラスマイナスゼロ。が、ポーカーで300リゾのプラス。
2日めは、tagamanが到着するまでの間に、ポーカーでまずは700リゾのプラス。
その後、れい様と一緒に座り、バカラでプラス2000リゾ。
ローローラーの私にしては、上々の滑り出しだ。

ところが、バンコク経由で悪魔がやって来た。
そう、感性だけの博徒、我が夫のtagamanの到着である。

すでにイヤな予感はあった。
ビジネス利用とはいえ、バンコク経由の長時間移動では
体力的にかなり疲れているはずだ。
おそらく、十分な睡眠も取れていないはず。
そんなときのtagamanは眠くなった幼児のようにかなり不機嫌になる。
なので、負けるとすぐに熱くなるだろうことは容易に予想がついた。

が、今回は到着後、れい様、やまちゃんさんご夫妻と一緒に
K-1を見に行く予定になっていたので
K-1観戦で少しは機嫌がよくなったかと思いきや、
観戦後、ホテルに帰ってきたtagamanの最初の一言が
「全然、よくなかった。今までで一番ショボイ」。
K-1で藤原紀香ファンになったtagamanにとっては、
紀香が来ていなかったことも不満の一つだったらしい。
会場で谷川プロデューサーに「タイソンはいつ参戦するのか」と聞いたらしいが、
「まだまだ、これからですよ」と、お茶を濁されたことも
気にくわなかったようだ。

そんなわけで、とりあえず、ご機嫌ナナメのまま座ったバカラ台は
最悪な滑り出しとなった。

れい様のビッグベットでの圧倒的な勝率を知らないtagamanが
れい様の逆張りをしてきた。
すかさず、「れい様のビッグベット時の逆張りはやめた方がいいよ」
と、私が言うと、tagamanが自由に張らせろと言ってきた。
が、当然のごとく、ころりと転がされたtagamanに
「ほらね、れい様のビッグベット時の勝率はすごいのよ」と言うと
バンコク経由で寝不足続きのtagamanがキレた。
「どっちに賭けようが、俺の自由」と言ってきた。

確かにそうではあるけれど、
これくらいのやりとりとでキレなければならないほど、
気持ちの余裕がない時には、ギャンブルはしない方がいいと私は思う。
案の定、tagamanのチップだけ、どんどん減ってきている。
最初に切ったマーカーが底をつき、さらにおかわりもしている。
大きく張ったときに限って、コロリと負け、
マイナスをどんどん積み上げている。

やまかんさんのように、勝っても負けてもニコニコと
楽しそうならいいのだが、だんだん不機嫌になっていくのが
横にいてヒシヒシと伝わってくるので、余計につらい。

が、ここはラスベガス。
負けがこんだときには、気分転換をはかるゲームはいくらでもある。
バカラ台を後にして、ポーカールームへtagamanと2人で向かう。
その道中、「tagamanはポーカーでは負けなしなんだからね」
「昨日なんて、ノーリミットで3000勝ってた人、見たから大丈夫」
「すぐにバカラの負けだって、取り返せるよ」と、言ってみる。
褒められるのが大好きなtagamanは、もうすでにニコニコ顔だ。

が、ポーカーでもtagamanの運を上向きにすることは無理だった。
その後、何をしても一度もプラスで席を立つことなく、
どんどんマーカーを切っていく。
一体、いくらマーカーを切ったのか、自分でもわからないようだった。

さんざんな結果で1日めを終了したtagamanがいつになく弱音を吐く。
「俺、今回、何をやってもダメな気がする」
「カードに触るのさえ怖い」と、言うではないか。
こんなに元気のないtagamanを見るのははじめてだったので、
私も少々、焦ってきた。
このままでは、いつものラスト1時間での大爆発が空振りに終わるかも知れない。
そうなると、キャッシャーで一体、何枚のT/Cにサインをすればいいのだろう。
サインのしすぎで、腱鞘炎になるかもしれない。

と、憂鬱な気分で迎えた最終日。

いつもなら、すぐにでもバカラ台に向かうtagamanが
「今日は、リゾする」と言ってきた。
「えっ?でも今日で最終日だよ。カジノに行かなくていいの?」と私。
「いや、やめとく。何してもどうせ、負けるし」と、かなりいじけている。

が、結果として、この選択が大正解となった。

カードに触りたい欲求をぐっとこらえ、
夜の9時まで、一切、ギャンブルをしなかったことが幸運を呼び込んだ。
前にも書いたように、この我慢が、30分1本勝負の2連勝へとつながるのだ。
勝負の間、どんなに厚く張っても、tagamanは自分で絞りたいとは言わなかった。
100ドルベットのゆみちゃんの絞りに素直に従ったのが最大の勝因だと思う。
以前の彼なら、絶対に「絞らせろ」とダダをこね、
せっかくの上昇気流に水をさしていたに違いない。
あそこで、我慢したtagamanをエライと思う。
これもひとつの「成長」ということなのだろうか。

今回、本当に絵に書いたような大逆転劇で
実は私の中にもある変化が生まれてきていた。
バカラの楽しさは「絞り」にあると断言してきた私だが、
今回、私の絞り率は10%にも満たない。
で、楽しくなかったかと聞かれれば、答えはノーだ。
こんなに楽しいバカラは今まで経験したことがないくらい楽しかった。
みんなでハウスを転がす楽しさ。
テンガー、チョイと大騒ぎしながらの底抜けに明るいバカラは
絞れなくても、めちゃくちゃ楽しい。
いや、絞らないからこそ、「テンガー」や「チョイ」のかけ声にも力が入り、
そのかけ声通りの結果となったときの爽快感は格別なのである。

絞れなくてもバカラの楽しみ方はいくらでもある。
という、新たな発見とともに終了した今回のラスベガス旅行。
まあ、これも勝って終わったから言えることかもしれない。
絞れないわ、勝てないわ、では、フラストレーションたまりっぱなし。
やはり、勝てば官軍。何でもありなのが、ギャンブルなのかもしれない。

さて、明日はいよいよ、今回のポーカー修行について書こうと思う。
トーナメントには3回参加したのだが、実は・・・。
そのお話はまた、明日のお楽しみに!!

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【2005/08/22 12:37】 | ラスベガス | トラックバック(0) | コメント(5) |
熱い男と寒いヤツ
今回のラスベガス旅行は、メインがポーカー。
で、ちょこっとバカラ。
の公約通り、毎日、何かしらのポーカートーナメントに参加し、
その後、ライブでポーカーをたっぷり堪能した後、
時間を決めて、短期決戦でバカラを楽しむ
そんなカジノライフを徹底して行った。

で、もしも、ライブポーカーでバイインのすべてを溶かしたら
その日は二度とポーカーはしないこと。
これは、ミスターXからのアドバイスだった。

そして、ポーカー以外のゲームに関しては、
とにかく、長い時間座り続けないこと。
負けがこんでも、決してそれを取り返そうと熱くならず、
必ず、バイインの3分の1のチップは確保して席を立つ。
この2点を肝に銘じて、今回、私は日本を出発した。

で、上記の2点をしっかりと守ったおかげで
私個人としては、今回の旅行中、一度もマイナスに沈むことなく、
プラスを積み上げていくことができた。
自分で決めたルールをきちんと守れるメンタルコントロール。
これがカジノ攻略法の最大のセオリーかも知れない。

と、偉そうなことを書いたけれど、
今回の勝利はひとえに、れい様の強腕によるところが大きい。
とにかく、彼は強かった。
が、決して勝率がめちゃくちゃ高いわけではない。
とにかく、厚く張ったときに絶対的な強さを見せる。
なので、誰もの記憶の中には彼の圧倒的な強さだけが残る。
彼の負けゲームを覚えている者などいない。
ただただ、彼の引きの強さだけが私たちの記憶の中に
力強く刻印されるのだ。
だから、彼の勝負にツラなど、必要ない。
ここぞと思ったビッグベットさえ押さえていれば、
簡単に1万ドルをもぎ取る力強さが彼にはあった。
本当にれい様は熱い男だった。

最初はれいさん、と気やすく呼んでいた私は
いつしか、「れい様」と呼んでいた。

そんなわけで、フラットベットしかできない私の場合、
れい様と一緒にバカラ台に座っても、なかなかチップは増えない。
れい様がどちらにベットするかは、さしたる問題ではなく、
重要なのは、れい様のベットアップのタイミングを逃さず、
自分もガツンと大きく張ることができるかどうかだからだ。

で、2日めはとことん、れい様についていくと心に決め、
やまちゃんさんと共にれい様を囲んで、バカラ台に座った。
当然、れい様と同額のベットは無理でも
自分なりに、れい様のベットの上げ下げに合わせて
ベットアップを試みてみた。
歯をくいしばって、800リゾまで頑張ってついていった。

すると、決して簡単な罫線ではないはずにのに
終わってみれば、2000リゾのプラス。
ポーカーでの勝ち分とあわせて、3000リゾのプラスで
1日遅れで到着するtagamanを迎えることができた。

が、バンコク経由でやって来たtagamanが
初日からマーカーをどんどん切って
大変なことになるお話はまた別の機会に。

あっ、そうそう、The coolerがMr.HOT MANになる話をちょっとだけ。
30分1本勝負の2連勝で、ウハウハ状態の私たちは
その後、BJやスリーカードポーカーなどで適当にカジノを楽しんでいた。
すると、The coolerがまたまた、私たちの座っているBJ台にやって来た。
運が悪いことに、彼がテーブルをのぞいたちょうどその時、
私はスプリット後の2枚めのカードを引く瞬間だった。

で、当然ながら、私はすべての勝負に負ける。
すると、一緒にいたビッグさんが
「ほらやっぱり、The coolerのせいで、あけみんが損したよ」と一言。
「あ〜あ、言わんこっちゃない。The coolerはテーブルから離れて離れて」と
みんなでThe coolerに大ブーイング。

すると、さみしそうにテーブルから離れたThe cooler。
少々、言い過ぎたかなと思い、The coolerの方を振り返ってみると













0508151.jpg

そこには、正座で全力反省中のThe coolerがいた。

が、この「正座で反省」がギャンブルの神に届いたのか
その後、独りぼっちで座ったBJテーブルで
The coolerはなんと、4000ドルの勝利。
ディーラーとの1対1の勝負で、バーストはわずかに2回だけと
神がかり的な勝利をおさめる。
The coolerからMr.HOT MANへの華麗なる転身である。

そして、The coolerの名前は、カジノで正座した最初の日本人として
きっと、永遠に語り継がれることでしょう。

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【2005/08/20 00:37】 | バカラ | トラックバック(0) | コメント(3) |
30分1本勝負
ラスベガスから昨日、帰ってきた。
結論から書くと、私個人のカジノ戦績はプラス6000リゾ超。
でも、ベラとオーリンズのポーカートーナメントに参加し、
700ドルほどを使い、入賞できなかったので、
差し引き5500リゾの勝利というところだ。

が、tagamanは相変わらず、出入りの激しい戦いで、
というか、いつものように最終日までマーカー切り放題。
何をやってもダメダメの負け犬戦の連続。
見ていても、痛々しいくらいの負債を抱えていた。
が、お約束通り、またもや最終日に神が舞い降りた。

が、それはtagamanにではなく、一緒にマンダに宿泊していた
T氏&ゆみちゃんにだった。
そのときまで、T氏もかなりの負債を抱えていたため、
とりあえず、欲をかかず、まずは30分だけ座って様子を見ようということになった。
実は時間はすでに最終日のPM9時少し前。
ここで焦って、荒い勝負をしてしまうと、さらに傷口を広げる気がしたからだ。
どんなに勝っていようが、どんなに負けていようが
必ず30分になったら、席を立つこと。
お互いに、それを確認してミニマム100のバカラ台に
T氏、ゆみちゃん、tagaman、私の4人で座った。

ちょうど、私たちが座ったところでニューシューとなっていた。
すると、ディーラーが「フリーハンドでいく?」と聞いてきた。
が、プレイヤー好きのT氏が迷わず、プレイヤーにベットしたので
残りの3人も一緒にプレイヤーにベット。
するといきなりPが7目落ちる。
で、一気にバイインの2倍以上にチップが増え、
全員がマーカーにサインする前に、マーカーダウンするという
驚異的な浮きを見せる。

その後、3目ほど、BとPを行ったり来たりした後、
「カードに触りたい」だけでバンカーにベットしたゆみちゃんが、
なんとタイを挟んでBを9目落とす。
もうその頃になると、みんなノリノリだ。
「テンガー」のときには、両肘を交互にテーブルにくっつけながら
「テンガー、テンガー」の大合唱。
「チョイ」のときには阿波踊りの格好で両手の甲をひらひらさせ、
「チョイ、チョイ、チョイ」とおバカなくらい叫んでいた。

すると、そんなテーブルの盛り上がりに引き寄せられるように
チョコレートプレイヤーのハイローラーが
私たちのテーブルに座ってきた。
すると、ツラが切れた直後の難しい場面で
チョコレートチップを5枚、プレイヤーに置いた。
が、こういうときは、ノリが大切。
難しい顔をして、どんなに罫線とにらめっこしても
この局面では、なかなか読み切れるものではない。
ましてや、2.5万ドルに逆張りなんてとんでもない。
で、みんなで「サポート」と言いながら、ハイローラーと同じ方にベット。
彼の絞りを固唾を飲んで見守っていると、
彼の方から、さっきまでのように「チョイ、チョイ」と
歌って踊ってくれと、リクエストが入る。
で、またまた、みんなで阿波踊り風の「チョイ、チョイ」の大合唱。
その次も、そのまた次もハイローラーの指示に合わせて
「テンガー」や「チョイ」の大合唱を繰り返していたら、
あっという間にバイインの5倍近くまでチップが増えていた。

見ると、約束の30分まで残り5分少々。
そこで、一斉にみんなしてコミッションダウンし、
余った小銭をタイに置く。
すると、ついているときは、何をしてもうまく行くもので
T氏とゆみちゃんが絞り合って、仲良くタイ。
これが2度ほど続いて、3度めのタイがはずれたところで
「こんなおいしいテーブル、離れられないよね〜」と
言いながらも、最初のお約束通り、その台を離れた。

見ると、わずか30分ほどの間に、2人で約1万リゾのプラス。
後ろ髪を引かれながらも、そのまま、その台に座り続けていたら
当然、沈んでいたに違いないことは、誰もがよくわかっていた。

その後、ビッグ師匠やKONKONさんと合流し、
上海リリーで中華三昧。
サクッと勝って、潔く席を立った後だけに、料理の味も格別だ。

デザートも注文して、たっぷりと夕食に時間をかけ、
お腹いっぱいになったところで、次は何をするかということになった。
このまますぐ、バカラ台に座ってしまうと、
きっと、良くない方向にいきそうだったので、
「みんなで楽しめることをしよう」と、初めてのクラップスに挑戦。
結果はtagamanと2人で500リゾの負けとなったが、
大人数の時に楽しむゲームとしては最高のゲームだ。

で、お腹もこなれたところで、
ポーカールームへ行くというビッグ師匠とKONKONさんと別れ、
再度、30分1本勝負のバカラ台へと向かう。

すると、さっきのハイローラーはすでに席を立った後だった。
おそらく、あの後、寒いテーブルになったのだなと確信。
で、ここでも絶対に30分がきたら、
どんなに勝っていても、負けていても席を離れることを
みんなで確認し合って、本日、2度目の勝負がはじまる。

すると、7目ほどプレイヤーが落ちる。
驚いたことに、さっきの出目とほとんど同じ動きをしている。
「ということは、ここからバンヅラですか」と
全員でバンカーにベット。
もちろん、絞るのはさっきと同じバンカードライバーのゆみちゃん。
が、2目ほど落ちたところで、The coolerの登場。

彼は今回の旅で、ことごとくホットなテーブルを寒い場に変え
みんなから「The cooler」と呼ばれていた。
で、彼の姿を確認したtagamanとT氏は数枚重ねていたチップを1枚に減らし
ゆみちゃんの絞りをじっと見ていた。
すると、案の定、それまで鉄板だと思っていたバンヅラが見事に切れ、
みんなの視線が彼へと注がれる。

The coolerは「わかったよ、わかりましたよ」と言いながら
クリスタルルームを後にした。
すると、どうだろう。本当に、彼が去った後に
バンヅラがまたまた7目ほど落ちる。
またまた、全員で「チョイ、チョイ、」「テンガー」の大合唱。
The coolerごめんね。
でも、本当に今回は、あなたがいないテーブルは実にホットでした。

ここでも、残り5分となったところで、
クリスタルルームの「クィーン オブ タイ」のディーラーがあらわれ
なんと、3目ほどのタイをプレゼントしてくれた。
特に印象に残っているのが、全員がタイにベットし
T氏のみがタイとプレイヤーに100ずつベットしていたゲーム。
プレイヤーが絵札2枚、バンカーが絵札と5を引いた後、
プレイヤーのT氏がリャンピンを引く。
点を一つつければ、タイに持ち込める。
一斉に「テンガー、テンガー」の大合唱をするも、
するりと抜けて、4が出てきた。
一同、がっくりと肩を落としていたら、ディーラーがペロンとめくったのは
まぎれもない、「9」のカード。タイだ。

もちろん、この30分でも一気にプラス幅を積み上げて
笑いが止まらない4人。
当然、お約束通り、30分で席を立つ。
The coolerが席を立ってくれたおかげで
またまた大勝利となった私たち。
が、そんなThe coolerがMr.HOT MANになるときが
刻一刻と迫っていた。

が、その話はまた別の機会に。

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【2005/08/19 14:45】 | バカラ | トラックバック(0) | コメント(5) |
不携帯の女
いよいよ、明日からラスベガス。
今回は現地で、たくさんの方とお会いする予定。
でも、メインはポーカーなので
時間を有効に使いながら、みんなとも遊び、
そして、孤独にプレイし、さらりと勝つ。
を、第一目標としたい。

いつもなら、慌ただしい出発となる私だが、
今回、仕事が一つボツったおかげで
割とゆったりと過ごしている。
なんとか、今回は徹夜せずに、飛び立てそうだ。

が、気がかりなことが一つ。
それは、海外で携帯が使えないということだ。
キャリアの問題ではなく、問題は私自身にある。

もともと、国内で私は携帯をほとんど持たない。
一応、会社からは持たされてはいるけれど、
私が外出するとき、その携帯はいつも机の上にポツン置かれたままだ。
携帯にしばられるのがイヤだし、
だいたい、会って話せるようなことでも携帯やメールで伝えるという
今の風潮もあまり好きではない。

最近では、私が携帯を持ち歩かないことは周知の事実なので
クライアントや社内の人間もある程度の理解を示してくれている。
持たない不便さを感じるときもあるが、
持った煩わしさに比べれば、大した問題ではない。
そんな私だから、携帯に関してはまったくの無知だ。

海外用の携帯電話も持っているだけで、実際に使ったことはほとんどない。
tagamanに毎回、使う必要のある番号を短縮登録してもらい
1番を押すだけ、2番を押すだけの状態でしか使ったことがない。

tagamanからは何度も使い方を教えてもらっているのだが、
覚える気がないので、何度聞いても右から左に抜けていく。
が、今回はtagamanとも別便でラスベガス入りするので、
現地でみんなと合流できるのか、かな〜り不安だ。
UAで行くのも初めてなので、内心、ドキドキしている。

が、まあ、なんとかなるでしょう。

みなさんも、良いお盆をお過ごしくださいね。
くれぐれも水の事故には気をつけてね。

というわけで、行ってきま〜す。

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【2005/08/11 16:16】 | 独り言 | トラックバック(0) | コメント(3) |
ピンポイント攻撃
先週末、上野ルームに行ったことは、昨日のブログで書いたが、
実はこのとき、いつも穏やかなダッファーさんから
「あけみんさんの地元って、JAL飛んでるの」と聞かれた。

突然、鈍器で後ろ頭をなぐられたくらいの衝撃だ。

というのも、リゾカジに初めて投稿した私をやさしく迎えてくれた
ダッファーさんのことは、心秘かにお慕いしていた。
まさか、いつも紳士的でやさしい眼差しのダッファーさんに
そんなツッコミを入れられるとは、思ってもいなかったからだ。

ダッファーさん、あなどれません。
さすが、クラップス好きだけあって、
おちゃめな一面もお持ちの方のようだ。

が、いつも決勝テーブル進出の常連であるダッファーさんが
その日に限って、早々に姿を消したので、みんな不思議がっていた。
が、たぶん、背中越しに送っていた私の怨念の威力だと思う。笑
ふふふっ。

ということで、ダッファーさんへ。
次回、上野に行ったときには
ダッファーさんのオールインには
72oでも全力コールで挑みたいと思います。
で、きっと、フロップは777だと思います。

と、本日はピンポイント攻撃してみました。

※一部、我中からの言葉パクリあり。
 どうも、最近、我中掲示板、見すぎのようだ。
 と、めぇ社長ばりの反省中!!

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【2005/08/10 13:48】 | ポーカー | トラックバック(0) | コメント(8) |
ボージョーボーの力
先週末、また、上野ルームに行って来た。
また、朝まで、ずっとポーカーだけをしてきた。
で、思ったことは、やっぱり、私はポーカーが好きなんだなということだ。

というのも、今回はtagamanが地元で行われる友人の結婚式に出席するため、
スト杯に参加することができなかった。
普通の妻なら、ダンナを置いて、ポーカーだけのために
わざわざ東京へは行かないだろう。
というか、常識的に考えれば、行っちゃあダメだ。
が、ダメ妻の私は、ポーカーの魅力に負け、
単独上京の道を選んでしまった。tagamanごめんね。

で、今回、印象に残っているゲームは
最初のスト杯ミニでのawkさんとのヘッズアップだ。
ゲームはリミットゲーム。
初心者の私はフロップ以降の打ち方が、
まだよくわかっていないので、
リミットゲームはあまり好きではない。

で、問題のゲームだが、実はあまり詳細は覚えていない。
が、とりあえず、私はフロップで3のセットが完成し、
まず、最初に私がベット。すると、awkさんがレイズ。
フロップは確か、QcJc3(3のスーツは失念)あたり。
ここで私はawkさんもセットなのかどうかを確認したくてリレイズするのだが、
リミットでこのリレイズが妥当かどうか、私にはわからない。
awkさんは当然のように、涼しい顔でコール。

で、私はawkさんもJかQのセットなのかなと思う。
ちょっと、つらい状況だ。

すると、ターンで数字は忘れたが、クラブがもう一枚落ちた。
これで、フラッシュ目も出てきた。
実は私が持っている3の1枚はクラブだ。
で、私はチェックで、awkさんはベット。
フラッシュドローでもあるので、私はコール。
この時点まで、私はawkさんがセット持ちだと思っているので、
相手のフラッシュはないと読んでいた。

で、リバーは数字は忘れたが、クラブがもう一枚落ちた。
かなりのベビーフラッシュではあるが、
一応、私はフラッシュが完成する。

が、ここで私はチェックでまわしてしまう。
すると、awkさんがベット。
クラブが4枚落ちている状況でのベットに
私の頭は少々、混乱する。
もしかしたら、awkさんはAQ辺りを持っていて
しかも、Aはクラブなんじゃないかという気持ちが湧いてくる。
で、なんと私は、ここでフォールドしてしまう。
ここで降りるなんて、本当にバカである。
現時点での私のレベルは、所詮、こんなものだ。

まだまだ、修行が全然、足りない。
もっと、上野に来る回数を増やさなくっちゃ、と思う。
が、マイレージも少なくなってきたし、
そうそう、主婦が遊びで家をあけるわけにもいかない。
ならば、東京での仕事をつくるしかない。

そこで、徹ちゃんからもらったボージョーボーに向かって
必死でお願いしてみた。

すると、なんと、あるクライアントから究極の依頼が舞い込んできた。
「料金的にも納期的にもおいしい大阪の仕事と
 料金的にも納期的にも厳しい東京の仕事があるんだけど、
 どっちかお願いできないかなぁ?」というものだった。
会社的には、あまりよろしくないが、
当然、私の答えは「安くて短納期の方=東京」に決まっている。

が、クライアントには
昔話の舌切り雀に出てくる「大きいつづらと小さいつづら」の話を
例にあげながら、人間、欲をかいてはなりません、
と、もっともらしい理屈をこねながら、
「東京の方をやらせてもらいます」と、良い子のお返事をしておいた。

やったぁー、これで東京に行けるぞぉ。

っていうか、その前にまずはラスベガス。
いよいよ、今週、金曜日に出発だ。
同じ時期にラスベガスに行かれる皆さま、
遊んでやってくださいね。
【2005/08/09 12:44】 | ポーカー | トラックバック(0) | コメント(8) |
万事、塞翁が馬
今日は地元で花火大会があるため、
会社は「浴衣デー」となっている。
男子社員も女子社員もみんな、浴衣で朝から出勤だ。
つかの間の納涼気分を味わう、ささやかな夏のお楽しみ。

この浴衣デー、実はお客さんからも結構、評判がよくて
「気分まで涼しくなるよ〜」と
おじさま族から、大好評だ。

が、男子社員の中に一人、どうも異質なヤツがいる。

男子社員は浴衣でも、甚平さんでも、
ポーカー侍さんばりの作務衣でもOKということなので
その彼は甚平さんを着て出社しているのだが、
どう見ても、入院患者にしかみえないのだ。
彼がいるだけで、なぜだか、
オフィスが、いつのまにかサナトリウムっぽい雰囲気に包まれる。

というのも、彼はかなりの細身のガリガリくん。
その上、猫背ときているから、
どうしても、甚平さんが寝間着にしか見えず、
幸薄い療養中の結核青年にしか見えないのだ。

おそらく、彼がかなりの二枚目であるという点も
この結核患者ムードを盛り上げている一つの要因かも知れない。
取引先のある営業マンなどは、彼のことをロシアン人のハーフだと
本気で信じていたくらいの、二枚目なのだ。
(って、どの程度の二枚目なんだ?)

が、そんなに男前の彼がどうしても
今ひとつ、カッコよく見えないのには
彼の秋葉気質が大きく関係している気がする。
根っからのオタクだ。

私はもともと、オタクな人のことは尊敬しているので
それはそれで全然問題ないのだが、
彼の場合は、ちょっとHなアニメ好きオタクという限定がつく。
しかも、会社のパソコンを使って
Hなアニメをダウンロードしまくっているのだ。

で、あるとき、事件は起こった。

それは私とtagamanが休日出勤しているときだった。
クライアントの一人がCDを持ってきて、
「ここに録音されている会話を聞いて、チェックしてほしいんだけど」
と、やって来た。

あいにく、私のPCでもtagamanのPCでも
そのCDを読みとることはできず、
仕方なく、その彼が日頃、サブで使っているWindowsで、
CDを読み込んでみることにした。

が、普段、私はMacユーザーなので
今ひとつ、Windowsの使い方がわからず、
「このアイコンでいいのかしら?」などと、
それらしいアイコンをクリックしてみた。
すると、なんと、そこに流れてきたのは
「うっふん、あっはん」という女の子のあえぎ声だった。

一瞬、何が起こったのかわからない私とそのクライアント。
しばらく、二人にして、そのあえぎ声を聞いた後、
ふと、我に返ったのだが、一番慌てたのが、そのクライアントだった。

「こ、これは、あの・・・、何かの手違いで・・・」
と、いつもは辣腕ぶりを発揮するやり手のクライアントが
めちゃめちゃ、焦っている。
「いや、その、こんなはずじゃ」と、
かいてもいない汗を必死でハンカチで拭いている。
おそらく、自分が持ってきたCDが何かの手違いで
HなCDとすり替わったと思ったのだろう。

私は私で、PCの持ち主の変な趣味はよく知っていたので、
「いやいや、こちらこそ。いや、そうじゃなくて・・・」と
こちらも変な汗を脇の下にかきながら
ただただ、しどろもどろだ。

そこへ、「うっふん、あっはん」の声を聞きつけたtagamanがやってきて
焦る私たちを尻目に、大爆笑。
tagamanはお腹をかかえて、笑いながら、
何やら、PCをカチャカチャと操作していたかと思うと、
やっと、まともな会話がCDから流れてきた。

「本当におバカな社員がいて、すみません」と、私。
「いや、心当たりがないわけでもないので、焦りました」と、クライアント。
それまでは、堅物だとばかり思っていたそのクライアントが
意外とざっくばらんな人だと知り、この一件以来、急接近。
今では、会社の3分の1以上がそこからの仕事となっている。
世の中、何が幸いするか、わからないものだ。
【2005/08/05 12:59】 | 独り言 | トラックバック(0) | コメント(2) |
恐怖の人間罫線2
またまた、リゾカジのゲーミング板で
内容の濃い話題がやり取りされている。
今回の話題は、「確率論」だ。

私が思うに、女性はこの「確率論」に弱い気がする。
というのも、何でも雰囲気で物事を判断したがる傾向にあるからだ。
その上、私はずっと文系畑で育ってきたこともあり、
この確率論の独立試行という考え方になかなか、なじめなかった。

頭では理解しているつもりでも、カジノで遊びはじめた頃は、
ついつい、「これだけツラが続いたら、この辺りで切れそう」
なとどと、単なる感覚だけでツラを切りに行っていたし、
BJなどでは、「3連敗したから、次くらいは勝てそう」
と、カードの流れとは関係なく、ベットアップをしたりしていた。

特にバカラでは初心者に限って、
「ツラ」を切りに行く傾向があるように思う。
昨日ブログに書いたT氏とご一緒したテーブルでも
バカラの経験が浅いAちゃんは、
度々、ツラを切りに行ってはチップを減らしていた。
彼女の頭の中にも、
「バカラは2分の1の確率なんだから、こんなにツラが続くわけない」
という間違った確率論が刷り込まれていたのだと思う。

が、バカラでは確率論だけでは勝てない。
というか、カジノ自体、確率論だけでいえば、
やらない方がまし、という結論に達してしまうだろう。
なので、この確率論を凌駕する何かを見つけたくて
バカラプレイーは必死で罫線をつけ、出目の傾向と対策を真面目に考えているのだ。
そこに何らかの法則を見つけようと、必死で罫線とにらめっこする。

が、この罫線も実にさまざまな付け方があり、
また、同じような罫線の付け方をしても、
人によって、その解釈はさまざまで、
負けている人の逆に張り続ける人間罫線という恐ろしいものまで
バカラには存在する。

私は常にミニマムのフラットベットなので、
バカラテーブルでは目立たない存在のため、
あまり、この人間罫線のターゲットになったことはないのだが、
前回、WSOPのために訪れたラスベガスで、
はじめて、人間罫線の標的となった。

それは、マンダのクリスタルルームでの出来事だ。
その日は、一緒に行ったマスターややまかんさんが
ショーを見るということで、私は一人でバカラ台に座っていた。
すると、中国人プレイヤーが一人、私の左隣に座ってきた。
彼は5000ドルをバイインして、300ドル平均で打っていた。

が、彼の調子はあまりよくなく、
1勝2敗ペースでゲームは進み、チップはどんどん減っていた。
途中からは彼もミニマムベットに変え、
打たれ越しに入ったかに見えた。

で、あるとき、私がプレイヤーにベットしたら、
それまで、ミニマムで打っていたその彼が
突然、新たに100ドル札を20枚ほど出してきてチップに交換し
残りのチップと一緒に、ドカンとバンカーに張ってきた。

罫線を見る限り、どこにも鉄板バンカーの目など出ていない。
私が「本当に大丈夫?なんなら、私のベット下げようか」と聞くと、
「いやいや、ベットはどうか、そのままにしておいてくれ」と
かなり一生懸命、私に懇願する。
内心、こんなビッグベット相手に絞り合うのはイヤだなぁと思いながら
カードを見ると、1枚めはピクチャーで、2枚めは7だった。

すると、彼が渾身の力を込めて、カードを絞りはじめた。
どうやら、セイピン2枚らしい。
どちらか一つでも抜けば、彼の勝ちである。
バンカーサイドには、3000ドル以上のチップが置かれている。
「あいや〜」と言いながら、彼が投げたカードは両方とも「9」。
何が「あいや〜」だ。あんたの勝ちじゃんか。
しかも、1枚目ですでに勝ち確定なのに、なぜに2枚目も絞る。

やれやれ、といった顔で私が、「ナイス」と声をかけると
彼は実は・・・としゃべりはじめた。

彼の話によると、ずっと罫線を見て賭けていたが
なかなか調子が出ない。
そこで、今度は私のベットと勝敗も一緒につけていたというのだ。
すると、彼曰く、そのときの私はプレイヤーにベットし
自分で絞ったときに、必ず、負けていたというのだ。

で、私がプレイヤーにベットしたのを見て
ここがビッグベットのタイミングだと判断し、
資金を追加してでも、大きく厚く張ったらしい。
まさに、これこそが人間罫線。
なので、私が彼に気を遣って、ベットを下げようとしたときには
正直、焦ったとも言っていた。

そして、彼曰く、私がナチュラル9で負けたときは
必ず、次はナチュラルで私が勝っていたとも言うのだ。
だから、彼は1枚目で勝ちが確定しても
次のゲームのことを考え、なんとしてもここはナチュラル9で
勝っておきたかったのだそうだ。

もちろん、私は「ギブ ミー チップ」と言ってみたが
当然、彼からチップがもらえるはずもなく、
プレイヤーで絞ったら負ける、と断言されたテーブルでは
これ以上、ゲームをする気も失せ、
「グッド ラック」と言って席を立つしかなかった。

しかし、後から考えると、ゾッとした。
私がたまたま何回か、プレイヤーで絞って負けたからと言って
追加のチップを投入してまで、逆張りするとは・・・。
バカラプレイヤーのオカルトぶりには、本当に驚く。
そんじょそこらの怪談話よりも、数段に怖い。
あ〜あ、くわばらくわばら。
【2005/08/03 17:14】 | バカラ | トラックバック(0) | コメント(5) |
わらしべ長者
以前はBJしかしなかった私だが、
カジノ友だちのT氏の影響で
今ではいろいろなゲームをやるようになった。
それは、彼のカジノでの遊び方が実に紳士的だからだ。

私も、というか、tagamanも早く、T氏のように
「ほどほどに遊ぶ」楽しさを覚えてくれればいいのにと
思わずにはいられない。

特にT氏のすばらしいところは、
テーブルに着く前に必ず、自分の目標数字を決め、
どんなにツイていても、その数字にタッチダウンしたら
さらりと、テーブルを去ることができる点だ。
そして、必ず、別のゲームで気持ちのクールダウンをする。
決して、熱くなりすぎず、深追いしない、実にスマートな遊び方だ。

そんなT氏と最近、またカジノでご一緒することができた。
そのとき、私はすでに15単位ほどの凹みで
バッグの中には5単位ほどのチップしか入っていなかった。
で、T氏がよく口にする「わらしべ長者作戦」を
私も挑戦することにしてみた。

これは、1単位のみを持って、テーブルに座り、
これがどこまで増えるかに挑戦するもので、
要は最初のゲームに負ければ、そのまま潔く席を立つというものだ。
そして、その日の私は目標数字を10倍に設定し、
T氏とAちゃんの3人でノーコミッションのバカラ台に座った。

最初は1勝1敗のペースで進んでいたものの、
途中、プレイヤー目が6目続いて、まずは5倍に成功。
その後、また、勝ったり負けたりしながら
今度はバンカーヅラが6目程度、落ちて
あっという間に公約通りの10倍にタッチダウン。

いつもなら、ここでズルズル座って
ズブズブと減らすところだが、
今日はT氏がいるので、私も格好良く、プラスのまま
席を立つことができた。
この間、わずか、1時間程度。
いや、もっと短かったかもしれない。

実はちょうど、同じようなことが
昼間のテーブルでもあったのだが、
結局、私はシューの途中で席を立つことができず、
そのまま、バイインのすべてを溶かしてしまっていただけに
その差の違いをつくづくと実感した。

で、休憩を入れて、また、3人でバカラ台に座る。
ここでも、同じように1単位だけ持って
わらしべ長者作戦を敢行。
この勝負では、最初に勝つことが大切なので
慎重に「見」をしながら、
最初のベットタイミングをうかがう。
で、無事、最初のダブルアップに成功し、
後はプレイヤーに強いというT氏の言葉通り、
プレイヤーヅラでコツコツと稼がせてもらい
なんとか、7倍までにたどり着く。

ここで、今回のカジノ旅行で一番印象に残るゲームと遭遇。

それは、バンカーが2目落ちた場面だった。
それまで、バンカーは2目以上落ちておらず、
同じテーブルに座っていた韓国人プレイヤーは
自信を持って、プレイヤーにベット。
が、T氏が「そろそろバンヅラがきてもいい雰囲気だよね」と一言。
「でも、私の場合、バンカーには張れないからなあ」と言う。
で、「じゃあ、久しぶりにカード、触らせてもらいます」
と言って、私一人がバンカーにベット。
T氏もAちゃんも「見」だ。

すると、なんなく、この勝負に勝ち、バンカーが2目ほど落ちる。
私は残り1勝で目標達成だ。
そのままバンカーにベットしたら、
プレイヤーにベットし続けていた韓国人がナチュラル8を出す。
さすがにこれ以上は伸びないんだなと思っていたら、カードはリャンピン2枚。
1枚だけでも抜けば、こちらの負けなしだ。
ぐぐっと力を入れて絞ると、残念なことに2枚とも抜けて
ナチュラル8のタイとなった。

で、私も韓国人もそのままのベットで再チャレンジ。
すると、今度はなんと、「ナチュラル9」を相手が引いてきた。
さすがに、これは厳しいと思っていたら
私に配られたカードは、今度はセイピン2枚。
1枚を抜いて、1枚は点をつけなければならない。
またまた、ぐぐっと力を入れて絞ると、
奇跡のナチュラル9。またまたタイだ。

すると、T氏が「このタイヅラでバンカー目は消えたな」と
プレイヤーにベット。
が、ここまで来ると、私も降りられない。
見ると、隣の韓国人は今度はバンカーに少し厚めに張っている。
で、T氏が絞ると、なんとプレイヤーは「ナチュラル9」だ。
もうさすがに、ダメだ。あちゃ〜と思っていたら
韓国人が私に絞れと言ってきた。

明らかにベットは向こうの方が多く、
T氏がカードを開くまでは、絞る気満々だった癖に
「こいつら、負け勝負と思って、責任を私に負わせる気だな」と
ちょっとムッとする。
で、韓国人に向かって、「もう、ムリ。ダメダメ」と言うと
「You can do it」と力強く言われてしまう。
で、仕方ないので、もう絞ることはせず、
両手にカードを持って、ペローンと投げてみた。

すると、韓国人が立ち上がって大喜びしている。
見ると、なんと10、9のナチュラル9だ。
これでタイが3回連続。ナチュラル合戦のタイヅラだ。

T氏も私も韓国人も、そのままベットを下げず
カードが配られる。
すると、またもや、プレイヤーのT氏がナチュラル9を引く。
「またかよ〜」と思っていたら、またまた韓国人がお前引けと言う。
もうさすがに4回タイはないだろうと思いながらも
カードをのぞくと、モーピンとサンピンの組み合わせ。
サンピンを抜き抜きで、モーピンをつきつきにすれば、
またまたタイに持ち込める。
じっくり、時間をかけて、まずはサンピンを抜く。
すると、スルリと「6」が顔をのぞかせる。
後は縦に絞るだけ。
ぐぐっと力を入れて、テンガーと心の中で唱えると
はい、ちゃんと「3」が出てきてくれました。

引き分けなのに、まるでビッグベットを当てたように
韓国人は大喜び。配当はないが、私もなんだか、うれしくなってきた。
が、この間、誰一人としてタイにベットした者はいない。
さすがに5度目はここまで粘ったバンカーの勝利で終わり、
目標通りの10倍を達成。
もちろん、この5ゲームで精も根も尽き果てた私はフラフラ状態。
が、無事にわらしべ長者作戦も成功し、
なんともいえない充実感がいっぱいだ。

このわらしべ長者作戦、
フラットベットしかできない私にはちょうど良い作戦かも知れない。
が、今回は、たまたま、最初のゲームに勝つことができたからいいが、
そうでなかったときに、素直にテーブルを離れることができるか。
それがこの作戦の最大のポイントのようだ。

さて、次回のカジノ旅行は、いよいよ、ラスベガス。
今回もメインはポーカー。
で、ちょこっとバカラ。もちろん、バカラはわらしべ長者作戦。
しかも、T氏もご一緒とのこと。
ああ、お盆が待ち遠しい。
【2005/08/02 19:09】 | バカラ | トラックバック(2) | コメント(4) |
プロフィール

  • Author:あけみん
  • 結婚後も、主婦らしいことは何もせず、仕事優先の毎日に少々お疲れ気味の私。気分転換は夫のtagamanと行くカジノ旅行。理想は月に1回の国外脱出です。

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