今回、ちょっとした事件がありまして、 ってか、たぶん、ちょっとどころではなく、 大事件がLV滞在中にありました。
ホントはここに書くのはやめようかとも思ったけど、 現地でお世話になった方々への お礼と感謝の気持ちを込めて、書いちゃいます。
昨日までの日記に書いたように今回、カジノ戦績は絶好調で ポーカーのキャッシュゲームで6000リゾ、 鬼畜なゲームで2000リゾのプラスと、かなりいい感じでの終了となりました。 (ちなみに、大事件のおかげでLVにもう1泊することになり、 ポーカーでの勝ち分は結局、トータルで7000リゾになるんだけどね)
が、最終日、「今日が最後」と思うと ついつい貧乏根性が働いて、ズルズルと出発直前まで ポーカーしたんだよね。
で、寝不足のままホテルでシャワーを浴びて パッキングをすませて慌ててチェックアウト。 タクシーで空港へと向かったのでした。
が、タクシーを降りる瞬間に バッグの中からパスポートケースがポトリと 落ちたことに気づかなかった私は そのまま、タクシーを降りたのでした。
で、すぐに、バッグのファスナーが開いていることに気づき、 「もしかして」とパスポートケースを手探りで探すけれど、 「ない、ない、なーーーいっ!!!」 もう、顔面蒼白で、たった今降りたばかりのタクシーを目で探すも 無情にもタクシーはやおら、走り出したところでした。
「そのタクシー、待ってぇっーーー」と全力、心の中で叫ぶも 声も出なけれゃ、走り出す気力もなく ヘナヘナとその場にへたりこむ私。
そのパスポートケースの中には パスポートとともにキャッシュが8000リゾ、 TCが5000リゾが入っています。
すぐに電話をしたのは、わーるどふぇいますmotoさんのところ。 ことのなりゆきをすべて話し、 「どうしよぉ〜」と力無くつぶやく私に 「とりあえず、タクシー会社に片っ端から電話して、探してもらうから」 「最後まで、諦めるな」との力強いお言葉。
とりあえず、さっきのタクシーがひょっとして引き返してくれるかもと わずかな望みを持ちつつ、私はその場でタクシーをガン見することに。
もちろん、その間、空港のセキュリティにも話して 探してもらうようにお願いしました。
が、セキュリティ曰く、「現金が入ってたら、まず出てこないよ」 はい、ごもっともです。
一方のわーるどふぇいますmotoさんは LA在住のポーカープロでたまたまLVに遊びに来ていたケンくんにお願いして まさに手当たり次第、タクシー会社をあたってくれていたのでした。
特にケンくんは、ちょうど、そのとき、ベネかベラあたりの ポーカールームでプレー中だったらしく、 結構、シーンと静まり返ったポ−カールームの中で 「パスポートをタクシーに置き忘れたんだけど」と 電話をかけまくってくれたため 一緒にプレーしているプレイヤーたちから 「おまえ、大丈夫か?」みたいな感じで、かなり好奇な目にさらされつつ タクシー大追跡のミッションを完遂してくれたのでした。 ホント、あのときはご迷惑、おかけしました。
その後、空港に迎えに来てくれたmotoさんと今後の対策を検討。 どのタクシー会社からも「現金が一緒だと出てこないよ」と言われたこと、 そして、事実、現時点で見つかっていないことなどから考えて とりあえずは、LAへパスポートの再発行に行く段取りをすすめることに。
で、まずは、再発行に必要な紛失届けを警察に取りに行くことにします。 もちろん、わーるどふえいますmotoさんのエスコートで。
が、警察の窓口で言われた台詞が「まずはIDを出して」の一言。 「あの、そのIDとなるパスポートをなくしたから来たんですけど」と言うも 「IDがなければ、ここでは相談には乗れない」の一点張り。 で、その人からもLAへ行け、みたいなことを言われ、 仕方なく、おずおずと警察署を後にするのでした。
その日はちょうど、WSOPサーキットにmotoさんが出場予定だったこともあり、 これ以上、motoさんにつき合ってもらうのも申し訳ないので 後は自力でなんとかすることにして、さっき、チェックアウトしたばかりの モンテカルロホテルに再度、チェックインしに行きます。 このとき、ほとんどキャッシュを持たない私のために わーるどふぇーますmotoさんは、ポンと2000ドルを差し出してくれるのでした。 「2000ドルなんて多すぎるよ」と半分返そうとする私に 「どうせ、もう1泊せなあかんのやし、今日一日、暇なんだし、 ポーカーのバイインにでもしたらええよ」と、言うではないですか。
もう、motoさんったら、ええ男やわ。
その後、motoさんと別れた私はVIPラウンジで事情を説明して もう1泊分のお部屋とLAまでのエアーをホストに予約してもらい 翌日、パスポートをLAで再発行後、 翌々日、2日遅れで日本に帰る段取りをつけたのでした。
もう、ここまでで心身共に疲れ切っていた私は そのまま、今朝まで泊まっていたのと同じホテルの部屋に戻って 一旦、夜まで寝ることにします。
が、3時間ほどして部屋の電話がなります。 眠い目をこすりこすり、今頃、ベッドメイキング? などと思いながら電話に出ると フロントからの電話でした。
「あなたは確か、今日、チェックアウトの予定でしたね? なぜ、まだLVにいるのですか?」と聞いてきます。
今さら、何を聞くんだろう・・・と、不思議に思いながらも 「パスポートをなくしたから、帰れなくなったの」と答えると 「なくしたのはパスポートだけですか?」と、また聞いてきます。
「いえ、現金とTCも一緒になくしました」と私。 「そのお金は、ものすごくたくさんの量ではありませんか?」と相手。 「はい、1.3万リゾほどです」と私。
「おめでとう。あなたのお金もパスポートも見つかりましたよ」と相手。
え、えっ、えっっーーー。見つかったぁ〜。
「ホントに、ホントですか?」と、興奮気味に聞き返す私。 「そうです。US Airwaysのファーストクラスの チェックインカウンターに行ってください。 ちゃんと保管してありますから」とのことです。
もう、電話に向かって、「サンキュー、サンキュー」と連発し、 すぐに着替えて、空港へと向かいます。 で、カウンターでパスポートとお金を受けると、はい、ありました。 ちゃんと、手つかずで、すべてのキャッシュとTCが。
どうやら、私の次にタクシーに乗った親切な人が 私の搭乗券を見て、US Airwaysまで届けてくれたようでした。
まさに、『LVの奇跡』です。
カウンター越しに思わず、US Airwaysスタッフとハグです。
さっそく、motoさんに電話で報告。 ちょうど、その頃、タクシー大追跡でお世話になったケンくんも含め、 LV在住の日本人最高レートでプレーされているしゅんさんや LAでハイレートのNLをプレーされているみきやさん、 LV到着当日、おいしい手作りおでんをご馳走になったこうじさん、 そして、motoファミリーでお食事中とのことで すぐさま、その場にタクシーで駆けつけたのでした。
で、すべてが無事見つかったこと、お騒がせしたことなどをお詫びしつつ、 LV最後の夜を楽しく過ごさせていただきました。
LVでお世話になったみなさま、本当に本当に、サンキューでした。
そして、1.3万リゾの大金に目もくれず 親切にも届けてくれた、名も知らぬ天使さま。 あなたのおかげで、ラスベガスがさらに好きになりました。
世の中、まだまだ捨てたもんじゃありませんね。
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